ワードプレス制作代行&名刺・チラシ・冊子制作クリエイター大橋雅夫ブログ

『いただきます』の本当の意味に感動!美しい日本を伝承する

この記事をシェアする

「いただきます」「ごちそうさま」と言う習慣は日本独自の文化!

 

 

普段、何気なく口にしている言葉には、実は、深い意味があることが多いのです。

 

以前、『もったいない』という言葉をノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、世界へ紹介していました。

日本語の言葉には、深い感情が込められている場合が多いのですが、『もったいない』も、本来は、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表しているわけです。

 

おそらく、ワンガリ・マータイもそこまでは感じとってはいないでしょう。

我々日本人も、既に、本来の意味を理解していないケースが多いと思います。

 

言葉が時代と共に用法が変わるのは仕方がありません。

しかし、忘れていけない精神は受け継ぐべきだと思います。

 

よく、外国のドラマを見ていると、食前に祈りを捧げるシーンが出てきます。

それは、神への感謝の祈りです。

日本人の『いただきます』とは根本が異なります。

 

 

f:id:tippofree:20171209111216j:plain

 

人は生きていくうえで、毎日動物や植物の命を摂取しつづけなければなりません。

人は自分の力で生きているのではなく、大自然の恵みを頂きながら生かされているのです。

ですから、「命をいただかせていただきます」という意味で『いただきます』と古くより日本人は食事ごとに唱えてきたのです。

 

また、『ごちそうさま』は「御馳走様」と書きます。

食事を作ってくれた方々、食材を生産して下さった方々への感謝の言葉なのです。

 

 

 

 

無理に深刻になる必要は毛頭ありませんが、言葉の持つ意味・精神だけは伝承していくべきだと思い記事にしてみました。

 

 

『いただきます』『ごちそうさま』『いのちをいただく』

 

 

素晴らしい表現で、わかりやすい、文章・動画がありますのでシェアさせていただきました。

 

 

 

『いのちをいただく』の朗読動画をシェア

 

紙芝居になっています。

是非お子様と「いのちをいただく」の動画を一度は視聴して下さい。

 

 

 

感動した小玉宏さんの文章をシェア

f:id:tippofree:20171209111022j:plain



 

小玉宏さんの文章をいつの日かシェアしたいと思っていました。

埋もれてしまわないように、長文ですがあえて全文をシェアします。

 

 

 

【いのちをいただく】

「いただきます」って、
日本ならではの言葉なんだそうです。

だから、
この言葉を知らない外国の人は、

「いただきますって、何ですか?」
「それは、神に対する祈りですか?」

と聞いてきます。

もしもですよ、
みなさんが子どもたちに、

「なんで食べる前に『いただきます』
って言わなきゃいけないの?」

って聞かれたとしたら、
どう答えますか?

たぶんですね、
みなさんは、

「それはね、
命をいただく動植物、
食料を生産してくれた人、
そして調理してくれた人に
感謝するためなんだよ」

って答えるんじゃないかな、
と思うんですけど、
子どもたちにその話をして、
はたして
どれくらいの子どもたちが
心から納得するでしょうか?

よく考えてみるとですよ、
子どもたちはおそらく、
似たようなことを
何回も聞いているはずなんです。

でも、残念ながら、
それが多くの子どもたちの心に
響いていないのが
現状ではないでしょうか?

それどころか、
給食指導の時間にですよ、

「ちゃんと
いただきますを言わんね!」

「ごちそうさまは?」

「はい、合掌していない人が
いるからやり直し!」

なんて、
つい言ってしまうことって、
ありますよね?

中学2年生の理科で、
「動物の生活と種類」という
単元がありまして、
その中で動物と植物の違いに
ついて学習します。

動物と植物の一番の違いは何か?

それはですね、

「動物は、
食べるために
動かなければならない。

植物は、
食べる必要がないので
動かなくていい」

です。

植物は動けない、
じゃないんです。

動かなくていいんです。

なぜか?

生きていくための栄養を、
自分の力で作り出すことが
できるからです。

私たち動物には
それができません。

だから、
どうしても他の生き物を
「食べる」必要がある。

動物だろうが植物だろうが、
どんな生き物であっても、
自分の命の限り
精いっぱい生き続けたい、
そう願って生きているんだと
私は思います。

私たち動物は、
そんな他の生き物の「いのち」を
奪わなければ、
一時も生きていくことができない、
悲しい宿命を背負った
生き物なんです。

食を考えることは、
命について考えることです。

このことを、
どうやって子どもの心に
響かせるのか、
そして、
どうやって子どもの心に
火を灯していくのか、
それが、
きっとプロとしての
教師の仕事なんだろうと
思うんです。

私の心に深く残っているお話が
二つありますので、
ここでご紹介します。

一つは、
九州大学大学院助教授の
佐藤剛史先生が書いた、

「自炊男子~
『人生で大切なこと』が見つかる物語」

の中に出てくるお話です。

http://www.gendaishorin.co.jp/book/b89095.html

-------------------

「いただきます」「ごちそうさま」を
なぜ言わなければならないか
分かりますか?

「いただきます」の意味の一つは、
「作ってくれた人の命をいただく」
ということです。

命とは時間です。

ある人が80歳で
亡くなったとしましょう。

ということは、
80年間という時間が、
その人の命だということです。

今朝、みなさんのお母さんは、
30分かけて朝ご飯を作りました。

今日の夕食、お母さんは、
1時間かけて夕ご飯を作ります。

その朝ご飯には
お母さんの30分ぶんの命、
夕ご飯には
1時間分の命が
込められているのです。

みなさんが生まれてから
今日までの間、
お母さん、お父さんは、
自分の命の時間を使って、
みなさんを食べさせてきたのです。

そして、
これから親元を離れるまで、
ずっと、みなさんは、
お母さん、お父さんの
命の時間を食べていくわけです。

「いただきます」の意味の一つは、
「作ってくれた人の命をいただく」
ということです。

食べ物を粗末にすることは、
作ってくれた人の命を
粗末にすることです。

心を込めて、
「いただきます」「ごちそうさま」
を言いましょう。

食べ物を作ってくれた人に
感謝の気持ちを
忘れないようにしましょう。

出典:「自炊男子~
『人生で大切なこと』が見つかる物語」
佐藤剛史 著 / 現代書林

-------------------

そしてもう一つは、
内田産婦人科医院の
内田美智子先生が書いた、

「いのちをいただく」

という絵本のもとになったお話です。

この絵本、
ぜひともご購入いただいて
クラスの子どもたちや
ご自分のお子さんに
読み聞かせてあげてほしい、
そんな願いを込めて
ご紹介しますね。

http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000238.html

-------------------

坂本さんは、
食肉加工センターに勤めています。

(中略)

ある日、
一日の仕事を終えた坂本さんが
事務所で休んでいると、
一台のトラックが
食肉加工センターの門を
くぐってきました。

荷台には、明日、
殺される予定の牛が
積まれていました。

坂本さんが
「明日の牛ばいねぇ…」
と思って見ていると、
助手席から十歳くらいの女の子が
飛び降りてきました。

そして、
そのままトラックの荷台に
上がっていきました。

坂本さんは
「危なかねぇ…」
と思って見ていましたが、
しばらくたっても
降りてこないので、
心配になって
トラックに近づいてみました。

すると、
女の子が牛に話しかけている声が
聞こえてきました。

「みいちゃん、ごめんねぇ。
みいちゃん、ごめんねぇ…」

「みいちゃんが肉にならんと
お正月が来んて、
じいちゃんの言わすけん、
みいちゃんば売らんと
みんなが暮らせんけん。
ごめんねぇ。
みいちゃん、ごめんねぇ…」

そう言いながら、
一生懸命に牛のお腹を
さすっていました。

坂本さんは
「見なきゃよかった」
と思いました。

トラックの運転席から
女の子のおじいちゃんが降りてきて、
坂本さんに頭を下げました。

「坂本さん、
みいちゃんは、
この子と一緒に育ちました。

だけん、
ずっとうちに置いとくつもりでした。

ばってん、
みいちゃんば売らんと、
この子にお年玉も、
クリスマスプレゼントも
買ってやれんとです。

明日は、どうぞ、
よろしくお願いします」

坂本さんは、
「この仕事はやめよう。もうできん」
と思いました。

(中略)

牛舎に入ると、みいちゃんは、
他の牛がするように角を下げて、
坂本さんを威嚇するような
ポーズをとりました。

坂本さんは迷いましたが、
そっと手を出すと、
最初は威嚇していたみいちゃんも、
しだいに坂本さんの手を
くんくんと嗅ぐようになりました。

坂本さんが、

「みいちゃん、ごめんよう。
みいちゃんが肉にならんと、
みんなが困るけん。
ごめんよう…」

と言うと、
みいちゃんは、
坂本さんに
首をこすり付けてきました。

(中略)

牛を殺し解体する、
その時が来ました。

坂本さんが、

「じっとしとけよ、
みいちゃんじっとしとけよ」

と言うと、
みいちゃんは、
ちょっとも動きませんでした。

その時、
みいちゃんの大きな目から
涙がこぼれ落ちてきました。

坂本さんは、
牛が泣くのを初めて見ました。

(後略)

出典:「いのちをいただく」
内田美智子・諸江和美 著
西日本新聞社

-------------------

ある学校で、
保護者の一人から、

「給食費を払っているのに、
『いただきます』と
子どもに言わせるのはおかしい」

というクレームがあった、
との話を聞いたことがあります。

「なんという常識のない保護者なんだ!」

と片付けるのは簡単です。

でも、もしもこの保護者が、
この話を知っていたとしたら、
どうだったでしょう?

現在の食生活は、
「命をいただく」というイメージから
ずいぶん遠くなってきています。

そしてその結果、
食べ物が粗末に扱われて、
日本での一年間の食べ残し食品は、
発展途上国での、
何と3300万人分の年間食料に
相当するといいます。

私たちは
奪われた命の意味も深く考えることなく、
毎日の食事と向き合っています。

動物は、みんな自分の食べ物を
自分で獲って生きているのに、
人間だけが、
自分で直接手を汚すこともなく、
坂本さんのような方々の
思いも知らないまま、
毎日の食事を食べています。

動物だろうが植物だろうが、
どんな生き物であっても、
自分の命の限り
精いっぱい生き続けたい、
そう願って生きているんだと
私は思います。

命をいただくことに対しての「思い」。

お肉を食べて
「あ~、美味しい。ありがとう」
お野菜を食べて
「あ~、美味しい。ありがとう」

そこに生まれる思いは
どんな思いでしょう?

お肉を食べて
「うぇ~、マズッ!」
お野菜を食べて
「うぇ~、マズッ!」

そこに生まれる思いは
どんな思いでしょう?

食べ物をいただくとき、
そこに尊い命があったことを忘れずに、
その命を敬い、
感謝の言葉をかけてあげられる人に
育ちましょう。

今日もまた、
食べられることへの感謝の言葉、

「ありがとうございます。
感謝します。
いただきます」

食べているときの
「美味しい!」という言葉。

そして食べ終わった後の、

「あ~、美味しかった。
ありがとうございます。
ご馳走さまでした」

という「食べられたこと」への
感謝の言葉をかけてあげましょう。

もちろん、食べ残しをせずに。

食べ物が、
あなたの体を作ります。

あなたの体に姿を変えて、
あなたの中で生き続けます。

そして、
体の中からあなたを精いっぱい
応援してくれています。

あなたができる最高の恩返しは、
たくさんの生き物たちから
命のバトンを託された
あなたの命を、
いっぱいに輝かせること。

喜びに満ちた
人生を過ごすこと。

それが、
あなたと共に生きている
たくさんの命たちが、
いちばん喜ぶことなんです。
みんなの分まで、
命いっぱいに輝きましょう。

…これが、私が教師として、プロとして、
目の前にいる子どもたちやその保護者に
伝え続けていきたいメッセージです。

引用元:Facebook小玉宏さん

 

かなり前にご本人様にいいねしていただきました。